「表現の自由」
今までアダルトコンテンツに関する言及してこなかったが、とうとう取り上げてしまったので自分の立ち位置を明確にするために。
最初に言っておくと私はMS-DOS時代からのアダルトゲームユーザーで、陵辱ゲームにも手を出している。
なのでエロゲオタクは差別されているというのは、結構実感としてわかる。少なくとも趣味を聞かれてアダルトゲームですとは答えたくない。*1
しかし、だからこそ「表現の自由」を守るべきという話をするときにアダルトコンテンツを引き合いには出さない。自分の趣味や好みに合うものを擁護して、それが基本的人権を守るためだみたいな態度はとりたくない。
「表現の自由」を守るためというのなら建前としても自分にとって認め難い「表現」を擁護するくらいの覚悟は必要じゃないかと考えている。*2
ただ、私はある種の表現(報道)は規制すべき*3と考えている人間だから絶対的に「表現の自由」を守るべきとは最初から考えていない。
また、ヘイトスピーチの法規制も反対だが、現実に被害を受けている人たちがいる現状を考えればかなり揺らいでいるのも事実だ。
そういった意味で、アダルトコンテンツを問題視する、特に性犯罪被害者の声にはアダルトゲームのユーザーとして向き合わなければならないだろう。
少なくとも、私はセカンドレイプや犠牲者非難に対してはきっちりと反対の意を示していく責任を負っている。