「敵」を護る

青少年健全育成のための断続攻撃 - opeblo

青少年健全育成条例に反対するのに、「表現の自由」を持ち出し「サヨク」に小異を捨てよという人は、これから先「反日サヨク」の「表現」*1が規制されそうになったら声を上げてくれると期待していいのかな。まあ今までが酷すぎたし、自分たちの利害や関心に応じて優先順位を付けることは当然あるだろうから、儀礼的沈黙程度でもよいのだが。

特定の属性を持つ人たちの「表現」や「言論」は規制されても仕方がないという考えは、日本では根強いと思う。特にネット上では。
しかし、特定の属性を持たない人間なんていないのだから、いつ自分が規制される側に回るのか判らないというのが、私が左派の立場に立つ大きな理由の一つだ。

例え、立場上は「敵」だとしても、公権力による表現の規制には反対すべきだろうというが私のスタンスではある。
ただ、そのスタンスを取る以上、ヘイトスピーチには厳しい視線を向け、微力ながらモアスピーチを行っていかなければならないだろう。

*1:出版物だけでなく、デモやボイコットも表現の一種だ