2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

捕虜の取り扱い

日本軍の捕虜政策作者: 内海愛子出版社/メーカー: 青木書店発売日: 2005/04/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る 先週末購入したのだが、三連休中は休日出勤したり親の家に行ったりしてあまり時間が取れなかった。通勤時に読…

国旗国歌

いささか出遅れの感はあるが、東京地裁の判決について。 自称左派*1の私にとっては当然の判決だが、正直上級審で覆る可能性が高いと思ってしまう。私と同じような意見の人でもそう考えている人は多いみたいだが。 最近行政や政治家に対しての訴訟は地方裁判…

ボランティア?

id:good2ndさんのエントリ「ボランティアの義務化」に賛成しないでもらうを読んで自分ならどのように相手を説得するか考えてみた。 第一にid:good2ndさんのおっしゃるとおり働いた以上、報酬は支払われるべきという原則を指摘する。 ノーワーク・ノーペイは…

徴農

同じくid:good2ndさんのところで取り上げられている稲田朋美代議士だが、うっかりしていたけどこの人ってここで取り上げられているようなトンデモ弁論した人じゃないか。典型的な憂国系トンデモ*1だと思っているが、実際文部科学大臣になる可能性があるとし…

ゴボウ

で、結局ゴボウについては判らずじまい。これだけ広まった話なんだから、横浜裁判で裁かれたり、日本国内の捕虜収容所での話だったら「法廷の星条旗」や「連合軍捕虜の墓碑銘」でも取り上げられてるんじゃないかな。実際にこの件があったとしたら、海外でのB…

お灸の件、追加

横浜裁判について考えるきっかけとなった「ゴボウ」の件について。 日本国内の捕虜収容所での出来事であれば横浜裁判で裁かれている可能性が高いだろうし、横浜市中央図書館なら地元での裁判であるから何かしら資料を持ってないかと思い、運動不足解消もかね…

東京裁判

横浜裁判取り上げたついでというわけで、東京裁判について 日本において戦犯裁判と言えばまっさきに東京裁判(極東国際軍事裁判)が上げられるだろう。東京裁判史観という言葉が象徴するように、日本人に対して多大な影響を与えてきたとされる。また、多くの主…

横浜裁判

日本本土で行われた唯一のBC級戦犯に対する裁判でありながら、横浜裁判*1に対する関心はあまり高くないように思える。 と、偉そうに書き出してみたものの、私自身法廷の星条旗―BC級戦犯横浜裁判の記録を購入するまで横浜裁判についてあまり関心を持っていな…

石毛事件、追記

昨日のエントリの石毛事件についてだが、書き漏らしていたことがあったので追記する。 灸を据えたことが原因で死亡したとされるマックウェン伍長についての衛生兵の証言*1 「俘虜マックウェンは連日注射を受けるため医療室に来た。脚気に対する灸治療の結果…

石毛事件

最近Apemanさんの所で話題になっている「ごぼうを捕虜に食べさせて有罪になったB級戦犯」は都市伝説? - Apeman’s diaryについてだけど、このエントリのコメント欄で言及されている捕虜に灸を据えて有罪となったB級戦犯について書かれた本を見つけた。 法廷…

最良の時代

ごくごく単純な認識なんだが、私は1960年代後半から2000年代にかけての40年ほどは日本の歴史上、最良*1の時期だと考えている。 つまり、現行憲法や戦後民主主義、日教組はそれなりの役割を果たし、多くの人間の幸福に貢献したとも言える。まあ、その理屈でい…

敗戦記念日

本日は61回目の降伏記念日です。